「情熱を持った人財を核に」
「信頼のネットワークを築き」
「お客様の価値を進化させていく」
残すべきものは残し、変えるべきものは変え、
より良い会社にしていくこと。
アダムスコミュニケーションは、1979年の創立以来、電話調査をメインとしたリサーチ(調査)会社として、「日本で電話調査といえば、アダムス」というブランド・ネームバリューを築いてきました。
私は、2020年4月に3代目の社長に就任しましたが、これまでに培ってきた「情熱を持った人財を核に」「信頼のネットワークを築き」「お客様の価値を進化させていく」といった理念を引き継ぎつつ、日本の調査会社における老舗としての矜持を堅持し続けています。
当社では、目まぐるしく社会情勢が移り変わりゆく昨今においても、「ランダム・デジット・ダイヤリング(Random Digit
Dialing)」(無作為の電話番号の発行による調査)などの技術の成熟により、本来の公平性を担保できる電話調査を基軸としています。
一方で、調査市場で大きなシェアを占めるまでになったインターネット調査に関する精度を高めていくことにも、余念はありません。
またBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング:コンタクトセンター)事業、インサイドセールス事業におけるIT化・DX化に積極的に取り組むことで、より強固で有益なマーケティングサービスをトータル的に提供してくことを念頭に置いています。
こうした考え方の下、「お客様に対して有益な情報を提供していくこと」を、組織全体で共有すべき一貫した価値観と規定しています。
従来から請け負ってきた、BPOや「商材を売る・サポートする」などの機能的な部分を提供している業務において、非常に端的な例があります。
一つの商品を販売する際に、アダムスは使い方のQ&Aやトラブルシューティングなどに携わっているため、お客様の声(VOC)を反映した、商品の長所・短所を理解する立場にあります。例えば「電源の入れ方がわからない」、そんな声が多ければ、きっと製品に改善の余地があるのだろうという、生きたデータの解釈が成り立ちます。
このように、エンドユーザーと最も直接的に対しているのがアダムスである、という事実。
また、リサーチ(調査)、BPO(コンタクトセンター)、インサイドセールスという3本の柱によるデータ集積・分析を融合して機能させることができるという、アダムスならではの優位性。
これらを活かし、クライアントの価値を進化させていくためのデータとしてフィードバックするのが、クライアントとエンドユーザーを「つなぐ」という、私たちの使命でもあります。